KIWAKOTOの器は、京都・清水(きよみず)の職人らによってつくられています。
清水焼は、清水寺参道で参拝客の土産として、"神の地の土を入れて焼かれていた焼き物"が発祥とされています。茶の湯の道具や、公家や大名への献上品を製作から選りすぐりの職人たちが集められ焼き物の地域として発展しました。
献上品として、見たこともない美しいものを創り出すこだわりは現代にも受け継がれ、「一点もの、少数多品種」の産地として多くの作り手が活動しています。職人・作家の数だけ表現があり、「これぞ清水焼」という定番が思い浮かばないのはそのためでもあります。
清水焼は、日本の伝統工芸のひとつとして有名ながらも、年々その産業の衰退を余儀なくされています。
「一点もの、少数多品種の産地」であることは、現代の社会で産業として成り立つためには課題でもありました。
そんな中、清水焼の強さも弱さも、すべてを唯一無二の自由な表現へと繋ぐことで生み出されたものが、KIWAKOTOでした。
KIWAKOTOの器は、清水焼本来の研ぎ澄まされた美意識と技術によって生み出されました。
手にした瞬間に伝わる細部へのこだわりは、日本文化の中心としての自負があり、代々受け継がれてきた作り手たちの「こだわり」そのものです。
現代(いま)のわたしたちの日常的なライフスタイルに自然と馴染み、実用的で、全ての無駄が削ぎ落とされて洗練されていている品々。 受け継がれてきた清水焼の特徴や魅力を失うことなく生み出される、今までにない新鮮な出会いを魅せてくれる。
そして何より、”工芸品”の最大の課題である価格帯の壁を乗り越え、毎日の生活の中でも惜しみなく使えるプライスを実現されています。
それらが実現する背景には、深部まで本物・本質を知り、職人の技と産地をを深く理解しているKIWAKOTOの人々の存在があってこそ。これからも清水焼の可能性を新たに切り開いていくのだろうと、未来に期待が高まります。
まさに息をのむ美しさをもつ、オーセンティックなKIWAKOTOの器をぜひともお楽しみください。