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連載コラム「旅するようなお茶時間」vol.2

「ホコト」マネージャーが選ぶ一冊の本
 第二回『ミーナの行進』小川洋子/著

こんにちは、hanaです。前回からスタートしたコラム【旅するようなお茶時間】。
今回もハヴァナイストリップさんのコンセプト~旅発想からはじまる大人のライフスタイル~に合わせ、日常の中でふと感じる”旅するような時間”と一冊の本を、お茶のシーンを交えてお届けしていきます。

第二回は自宅を飛び出して町へ。
お出かけの際はちょっとしたお買い物でも必ず文庫本をバッグに入れて行くようにしています。そうすると例えば電車やバスに乗り遅れたとしても、待ち時間が苦にならないのです。むしろ楽しい隙間の読書時間。ブックカバーはシンプルなデザインものを愛用しています。

  文庫本、新書、単行本と各種サイズ揃ったHIGHTIDEのブックカバー

今回お供に連れて行った文庫本は『ミーナの行進』という、登場人物がとびきり魅力的な小説です。著者は『博士の愛した数式』をはじめ味わい深い作風でファンの多い小川洋子さん。
舞台はミュンヘンオリンピックが開催された1972年、兵庫県芦屋市にある洋館で出会ったふたりの少女を軸に展開していきます。ドイツ人の血をひくミーナは透き通るほどの美しさを持つ小学生。体が弱くて自由に動き回れないけれど読書が大好きで、心は自由に空想の世界を飛び回るのです。秘密のコレクションがマッチ箱という少し風変わりな一面も。

主人公ミーナの住む芦屋の洋館は、暖かみのあるスパニッシュ様式

そんなミーナの元にひとつ年上のいとこ、朋子が家族の事情で一年間滞在することになり、生涯忘れることのない愛しい時間を過ごします。物語を読み進めるうちにふたりが暮らした芦屋の町を肌で感じたくなり、向かった先がこちら。

国道沿いの「ビゴの店」芦屋本店。物語の中では、ここからパンが配達されていたと想像される。
暮れゆく芦屋の夕景。向こうに見えるのは六甲の山

そう、文中の記載にある「国道沿いにあるフランスの職人さんのお店、ベーカリーB」です。パン好きの私は芦屋の美しい町並みをカメラに収めながら、ため息が出るほど美味しそうなパンをたくさん抱えて帰宅。バゲットは夕食のスープのお供に。そして翌日のコーヒータイムに美しい渦巻きのパンをいただきました。

『ミーナの行進』小川洋子/著(中公文庫)2009年

シナモンの香りがほんのりと鼻をくすぐりコーヒーとよく合います。一緒に購入したオリジナルマグカップは分厚くて冷めにくい構造。ミーナとその家族に想いを馳せながら、本を片手に過ごした自宅でのお茶時間でした。

そして今回のお出かけの際に着ていたのは、サマーシーズンに重宝しているハヴァナイストリップさんのオーバーシャツ。ストライプサッカー素材で通気性が良く、前後の着丈が違うことでいろいろと変化をつけられるのがお気に入りポイント。気温の高いこの時期も、爽やかに過ごせて気持ちいいのです。

涼しげなストライプサッカー素材
柔らかなシルエットデザインのシャツにはデニムパンツを合わせて

夏至を過ぎてこれから少しずつ夕暮れが早くなり、花火や縁日などの楽しみも増えますね。お身体に気をつけながら思い出深い夏をお過ごしください。
次回は7月の中旬頃に。夏時間を涼しく過ごす一冊の本と「本のあるカフェホコト」のアイスティーレシピをご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。

文と写真:hana(ウェブサイト「ホコト」マネージャー)

3歳から一貫してピアノとパンが好き。
モットーは毎日のお茶時間を豊かに過ごすこと。よく読むのは旅や暮らしのエッセイ、小説など。

今回のコラムのスピンオフも,こちらからお楽しみいただけます♪


コラム内に登場したシャツはこちら。

※7/2時点 オンラインショップでは在庫切れとなっております。店頭在庫はご利用の店舗にてお尋ねくださいませ。

yamaoka
連載コラム 旅するお茶時間

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